嫌われ者は夏休みが取れない!パワハラですか~?
夏休みがある会社がほとんどだと思う。
世間は、お盆に合わせて夏休みとして連休を取っているのだろう。
しかし、うちの会社は、お盆も営業しているため、決められた日数を、それぞれが好きな日に夏休みを取っていく。ただ、希望日に何人ものスタッフの休みが重なると部署が回らないため、1枚の夏休み計画表に各々が希望日を記入していくのだ。
私は早々に6月頃からある日を夏休み希望日として記入していた。
この日は、資格試験の追い込み勉強がしたかった。
突然、Aさんが、
『この日(私が休みたい日)、お休みをいただきたい!』
とのこと。
そしたら、Bさんが、
『私も記入してないけどお休みをいただきたかったの!』
と言い始めた。
Cさんが、
『私もこの日で希望を記入させていただいています。』
と乗っかった。
ヤバイ!!
完全に出遅れた。
私もすかさず、
『私も記入させていただいています。すみません。』
と言い放ったつもりだった。
するといきなりBさんが私に、
『いつ記入したの?』
と言い出す。
私は、
『早いとは思ったのですが6月に記入させていただきました。』
Bさん、
『みんな、聞いてた?』
となぜかみんなに確認してる。
えっエッえ~?
全員に申告する制度でした?
私は誰一人として、誰がいつ夏休みを取るか聞いてませんけど~。
心の中で、はてなマークがこだました。
だが、全員が聞いていないという結論に案の定至った。
当たり前だ~。
Bさん、
『周りのスタッフの希望もあるのだから、自分勝手に休みを取るのは、どうかと~?』
と私を睨みつけながら話す。
ハ~?はー?は~?
計画表にずいぶん前から書いてあるし、いつでも誰でも計画表は見れましたやん。
ってめちゃめちゃ思った。
でも私、
『すみません。夏休みは別の日に変更します。』
と小声でつぶやいた。
パワハラとかそんなものどうでもいい!
働きやすい環境を作ることが会社革命には大切だ。
ライフワークバランスとやらが保たれるように、社員の休みが取りやすい環境が大切だ!
私はすかさず大きな声で、
『私はもちろん特に大きな予定もありませんので、お子さまがいらっしゃる方や体調が優れない方などぜひ、いつでも声をかけてください。休みの日は変更できます~。』
と。
外は40度近いというのに、なんだこの凍てついた空気は。
何の反応もない。
夏休みの計画表から、無情にも、私の夏休みが消される音しか聞こえない。
そうそう、Aさん家族とBさん家族がBBQをしたらしい。
私が夏休みを取りたかった日に。
ワークライフバランスめちゃめちゃ大切や。
会社はどうやったら変わるのか?
嫌われ者が孤軍奮闘。