嫌われ者の効率化
嫌われ者に、もちろん決定権はない。
私の意見は、反対多数で却下されるか、欠席裁判で私の予定を決められていることがほとんど。
ある日のこと、私は参加者数を定例通り8名にしていた。
別のかたが、『それ、9名の方がよいのでは?』
と提案された。
8人だろうが9人だろうがどちらでもいい😋
うちの会社では、お客様の個人情報が、担当スタッフごとに生年月日順に並べて保管されていた。
ただし、この弊害は、急にお客様がお越しになられ、担当スタッフが誰かわからないと、お客様の情報を探すのがめちゃめちゃ大変💦
まず担当スタッフを誰か突き止めて、そこから誕生日順に探して💦💦
私は少しでもお客様に迅速に対応できるよう、担当スタッフごとを廃止して、すべて生年月日順に並べ変えてはどうかと提案。
また担当スタッフが個人情報を手元に持ち出している場合は、[持ち出し中]とわかる紙を挟み込んでおくことはどうかと提案。
私の案で並べ変えた。
すると案の定、
『やりにくい』『とりだしにくい』『余計手間がかかる』などと皆さん話される。
事前に上手く行かなければ、元に戻そうと話していたため、
私『皆さんが余計大変でしたら元に戻しましょう』
『使いにくいけど戻すのも大変だし。』と。
私『私が元に戻しますよ。』
『なんか、あなたが(会社に転職して)来てからいろいろ変わって本当にやりにくい!長年流れのようにしてきたことも出来なくなって大変。』
私『使いにくくなってしまうのは申し訳ないので、私は皆さんが使いやすいことが一番なので戻しましょう。』
『また戻すのも面倒だしこのままで。支障が出たらまた戻す。』
私『すみません。』
時々来られるパートさんが大きな声で、
『すごく個人情報出しやすくなったね。前なんてブラックボックスにでも入ったのかと思うくらい出てこなかったし~。』
誰も反応しない。
ごめん。パートさん。パートさんがイヤなのではない。私が嫌われているのだ~。
ある日私のことが大嫌いで仕方ないかたが私に近寄ってきた。
『前にこの部署にいた人もあなたのこと嫌いだから』
私 (え~。私の知らない人が私のこと嫌いっていわれても~。)
(そういえば、私が電話にでたら、知らないかたが、『あなた!ウワッ。出た。ちよっと他の方に変わってくれない😠?』怒っていたよ~。)
嫌われ者には嫌われ者のプライドがある。
時は金なり。
効率化は大切であるが、効率を重視すると人間関係がこじれる、と何かの本に書いてあった。
その著者に弟子入りしたい。
その通りだ。
出過ぎた杭は打たれない。
そんなのウソだ~。
嫌われ者には嫌われ者の役割がある。