世界一の嫌われ者が会社を変える

世界一の嫌われ者だ。嫌われ者には嫌われ者のプライドがある。嫌われ者の立ち位置を理解し、それに応える日々。嫌われ者は会社に必要?

目的を見失う人

仕事は目的を持って行うべきである。
チラシを作成する際に、まず何を周知したいために、チラシを作成しているのか、目的を忘れることがあってはならない。

ただ~し、私の会社は一筋縄で行くわけがない。

目的がAだということで、チラシを作成する。

すると、Aさんが、
『◯◯についても今は周知が必要ですよね。』
と話し始める。
そして、それに関する内容を載せる。

すると、Bさんが、
『だったら、問い合わせ先も変更が必要だよね。』
と話し始める。
問い合わせ先を変更する。

完成したものは、元々の目的は忘れ去られ、新たな◯◯についてのチラシが完成する。

目的を明確に文書化してもこのようなことが起きてしまう。
この失敗はなぜ起こるのか、
1つ目の理由として、目的のさらに本質である、周知したい内容について理解出来ていないことにある。

例えば、学芸会を観に来て欲しいというチラシを保護者に向けて作成する。
会社の同僚が、学芸会は、合唱コンクールみたいな感じだと認識している人が多いと、チラシの方向性がズレてしまう。

二つ目の理由として、どうしてチラシ周知が必要なのか、という、周知をしなければいけない現状の課題が理解出来ていないことにあるのではないか。

先ほどの例で言うと、学芸会は、3年に1回。今までどこにも周知していない。学芸会が何なのかを知らない保護者も多い。
そのため、現在の課題は、学芸会は何を行うものかが認知度が低い。
周知不足で参加者が見込めない。
などが挙げられる。

だから、この課題に見合った対策として、チラシの周知を行う、とつながらなければならない。


うちの会社のように、目的を忘れ去り、新たな道を開拓して歩み始める1コマは、日々繰り返されている。
私たちのホウレンソウがいかに相手に伝わらないかが如実に感じられる。


私が気づいたこと、まずは、現状の課題.問題点から組織と話し始めることが大切。

そう私は嫌われもの、私の意見に耳は傾かない。
『ごめんなさい。これは、どういう意味か教えて頂けますか?』
とみんなの中で、バカを演じ、内容をみんなで再確認する。

そして、
『今って、◯◯が問題なので、このような周知が必要ということですか?』
と現状把握の確認も話しに組み込んでいく。

あ~あ~。みんな、
『何回も同じ説明させないでくれる?』
とイライラしてる。

目的を見失い、終着点から遠く離れていくうちの会社。そこの景色も良いかもしれない、そこに気楽にあいのりするべきなのか?

嫌われもの今日も会社のために嫌われ続ける。