無知で指示
法律に基づいて仕事をしなければいけないことは多々ある。
提出書類や関係各所との取り決め文書なども形式的に決まっていたりする。
私は、あるテーマについてまとめるため、ガイドラインを熟読していた。
わからないなぁ。難しいなぁ、と思いつつも何度も読み返し納得した。
その他の資料なども参考にし、な~となく分かったつもりでいた。
すると、自分の意思を曲げない先輩が、
『これは、全く違う!』
『こんなものは世に出せた文書ではない!』
と激昂。
どうしたらよいのか?と尋ねると、的を得ない回答。
まさか、と思い、
『私、ガイドラインを何度も読んだのですが、要点もよくわかっておらずすみません。読まれていかがですか?』
と探りを入れた。
案の定、『読んでない』と。
エ~ッ。エ~ッ。エ~ッ。
読んでもなくて、わ、か、り、ま、す?
それで口出しで、き、ま、す?
私は的はずれな内容を取り入れるべきなのか、そうでないのか、悩みに悩み。
一旦組み込み、全体へ協議をかけ、全体から意見をいただくことにした。
分からないことを分からないと言える力
仕事人としてのマナーではないか。
自ら調べること。学び続けること。
大切なことがなおざりになっていないか、自分を振り返りたい。
嫌われものはコツコツと会社を変える。