世界一の嫌われ者が会社を変える

世界一の嫌われ者だ。嫌われ者には嫌われ者のプライドがある。嫌われ者の立ち位置を理解し、それに応える日々。嫌われ者は会社に必要?

知識とスキルと適材適所!

社会人として自己研鑽は必須であろう。
知識を深め、スキルを磨き続けることは、お客様へのマナーでもある。

しか~し、古き良き日本には、年功序列という文化があり、いくら実力のある人間がいたとしても、ベテランを差し置いて評価されることは残念ながら、ない。

うちの会社は、古き良き日本の代表だ!

私の先輩は、決して悪い人ではない。
ただ、馬鹿も休み休み言え、と言わんばかりの理解力の先輩。

[A]について議論していると。
『[3]については、○○ですよね。』
などと、全く筋違いの話をしだす。
宇宙人レベルだ。

お客様がお急ぎになっていらっしゃる、と伝えているにも関わらず、
『まずは、利用に当たっての注意事項をしっかり説明して…』
とのんきなことをしてお客様を、イラつかせる。

使い方の概要を噛み砕いて話せ~!
と心の中で叫ぶが、心の中だ、伝わらない。

先輩に、別の機会で遠回しに、
『お急ぎだったお客様がみえたので、最低限の使い方を猛スピードでお伝えさせていただきました。大丈夫ですかね~。』
などと助言してみる。

先輩
『急いでいる時には来ないで欲しい。それでクレームとかマジあり得ないし~。』

たぶん、いや、絶対伝わっていない。

お客様が、アフターサービスのお電話は忙しいため控えて欲しいと。
先輩、ガツガツTELして怒られる。

一度でいいから立ち止まって周囲を見渡してくれ~。

なんのために、 周りのスタッフが手紙を書いているのかを!!

お体に不自由さをお持ちのお客様が、ご自宅までお邪魔させていただくことも、もちろん可能であるが(お客様もその点については重々承知)、来店を希望され、来店されるとのこと。

先輩は、本来お客様が皆様おかけになる席ではなく、人目に触れない暗い個室に案内している。

先輩、お願いです。
お客様のお気持ちを考えてください。

うちの会社は、オープンスペースでお客様とお話する。
それを承知で外出してくださり、
その場で話すことを期待して来られた方に、
了承もなく、暗い別室に呼び込むなんて。

数々の宇宙人行動について、ここの会社は誰も指摘しないのか?

いや、ちょっと待て。
これは、知識でもスキルでもない。
生きていく上で必要とされる、空気を読む力だ。

私は、対応マニュアルに、
『急いでいるお客様には、商品を家で即使えるための最低限の使い方を伝えよう。』
と書いた。

先輩
『私が家でよく使う裏ワザを1つお伝えします。
簡単なので、家で即使えます。』
と笑って対応。

後ろから、引っ張ったいてやろうかと思ったのは事実だ。

対応マニュアルに、
『お体が不自由な方が来店される際は、原則オープンスペース対応とする。ご本人のご希望や体調に応じてのみ別室対応。』
と書いた。

先輩
『(ご高齢の方へ)体調悪いですよね。お体が不自由な方は別室対応させていただきますので奥へどうぞ』と案内。

まずは、お前を別室で説教したい。

1説明して10分かる人。
1を10回説明して1分かる人。
1を何度説明しても、マイナスになる人。

世の中は十人十色、面白い。

ただひとつ言えること。
私は会社一の嫌われ者。
嫌われ者には嫌われ者のプライドがある。

私のマイナスと先輩のマイナス、掛け合わせたら最強かも!!

先輩、嫌いじゃないです。
ただ、適材適所ってあると思います😋